温度計などのセンサー!計測した後の処理は?

温度計をはじめとしてセンサーの需要が高まっています。

その背景にあるのは、省エネに対する急激な関心の高まりです。たとえば冷媒サイクルを調整して省エネを実現したいなら、現状の温度をしっかり把握しなければなりません。そのデータがないまま無暗に設定を変更しても、効率的な運用をするのは困難です。定期的に収集することにより、それを補正する形で細かなコントロールを行えるようになります。

ただし、データはバイナリの形になっていることが多いので、それを分析するための変換が必要になります。とはいえ利用者がそのようなソフトを別途用意する必要はありません。たいていの場合は、温度計などの仕様に合わせてセンサーとセットでソフトも納品されるからです。それをパソコンにインストールし、データを読み込むことで視覚化できるようになっています。温度計のセンサーからデータを読み込む方法は3種類あります。

シンプルなのはUSBなどで直接パソコンにつないで転送する方法です。しかし、屋根裏や床下に設定している場合は作業が難しいケースも珍しくありません。そのデメリットを補う方法として無線でデータを飛ばす方法もあります。

さらに、近年増えているのはインターネット経由で伝達する方法です。店舗などの省エネの施策において、遠方のセンターに制御を任せるケースが多くなってきました。計測結果を常時送ることにより、リアルタイムで分析して遠隔操作による最適なコントロールを行えるというわけです。

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