夏になると騒がれるのが熱中症です。
自然の猛威が命を危険に晒します。しっかりと温度管理ができていれば問題ありませんが、ちょっとした油断が、思わぬトラブルに発展することもあります。しっかりとした知識を持っていることが重要です。熱中症は気温の高さよりも体温の高さが原因になります。だからうだるような直射日光の中だけでなくても発生するリスクは存在しています。特に水分補給ができなければ体温は上昇する一方です。また、汗がかけない状態もかなり危険を伴います。
温度管理だけで湿度を気にしていないと、思わぬ落とし穴に落ちることになりそうです。人間は発汗して気化するときに熱が奪われて体温を下げることができます。湿度が高いと汗が蒸発しないため体温を下げることができません。水分補給をしているから大丈夫と思っていても、湿度が高ければ意味がありません。室温を下げて、湿度もある程度下がることで発汗が促されます。
特に就寝中は、温度管理がうまくいかないことで大変危険な状態です。子供や老人は体温管理が難しく、熱中症になりやすい状況です。また、普段運動しない人も汗をかくのに慣れていないため、発汗ができないことがあります。体温が高くなるような状況にいた場合、水分補給と体表からも冷却を行うようにしましょう。体の震えなど危険を感じたら医療機関に行って、医師の診察を受ける必要があります。早めに行動することがリスクを下げることにつながります。